子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)について

2023年4月1日より,「シルガード9」が公費(定期接種)できるようになりました。

*診察時間内にお電話(099-268-0311)でご予約ください。

2023年度 公費対象者

  • 2007年4月2日~2012年4月1日生の女性(小学6年生の学年~高校1年生の学年)
  • キャッチアップ接種として
    1997年4月2日~2007年4月1日生の女性も対象になります・

当院で取り扱っているワクチンの種類について

  • ガーダシル 公費 (4価ワクチン) HPV(ヒトパピローマウイルス):16型 18型 6型 11型
  • シルガード 公費 (9価ワクチン)
    HPV(ヒトパピローマウイルス):16型 18型 6型 11型31型 33型 45型 52型 58型

シルガード9の接種間隔

これまでのガーダシル(4価)と同じ ①初回 ②2か月 ③6か月

★9歳以上、15歳未満の女性においては2回接種が可能となりました。

これまでにガーダシルを1回または2回接種済のかたへ

2回目、3回目をシルガードに変更する交互接種も可能です

2価または4価HPVワクチンとの交互接種について・・・・

〇同じ種類のHPVワクチンで接種を完了することを原則としているが、交互接種における安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での交互接種に関する取り扱いを踏まえ、すでに2価あるいは4価HPVワクチンを用いて定期接種の一部を終了した者が残りの接種を行う場合には、適切な情報提供に基づき、医師と被験者等がよく相談した上で、9価HPVワクチンを選択しても差し支えないこととする。
(45回厚生科学審議会予防接種2023・ワクチン分科会資料)

ガーダシル(4価)で6~7割、シルガード(9価)で、8~9割を標的

*ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防する9価HPVワクチンは、子宮頸がんの発生に関連するHPVのうち、現在多くの、9種類の遺伝子型を標的としており、子宮頸がん及びその前がん病変の罹患率の減少、子宮頸がんの死亡率の減少が期待される(45回厚生科学審議会予防接種2023・ワクチン分科会資料)